NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

NTT、NTTコム、NTTデータの3社が、SaaS提供事業者向けサービス基盤を共同開発


幅広い機能群とセキュアな接続性のワンストップ提供を目指す

NTT/NTTコム/NTTデータ

NTT、NTTコミュニケーションズ(以下、NTTコム)、NTTデータの3社は9月2日、セキュアで高信頼の次世代ネットワーク(NGN)などを活用しSaaSビジネスを支援する「SaaS over NGN」構想の一環として、企業向けにSaaSを提供する事業者が利用できるサービス基盤を共同開発する意向を発表した。

国家レベルでのSaaS利用促進が進められるなか、NTTグループも新たなSaaS市場の発展に向け、各社でSaaSビジネスへの取組みを進めている。今回発表した共同開発計画の目的は、NTTコムとNTTデータのそれぞれの強みを活かしたSaaS提供事業者向けの機能を連携させ、総体としてレンジの広いサービス基盤をワンストップで柔軟に提供することにある。具体的には各種企業ネットワークへの対応を強みとするNTTコムの「BizCITY for SaaS Provider」の機能群と、アプリケーション連携を強みとするNTTデータの「VANADIS SaaS Platform」の機能群を連携させる機能を開発する予定だ。

また、同サービス基盤の実現に向け、NTT情報流通プラットフォーム研究所の認証連携関連技術をはじめとするNTTの研究所の技術も活用していく。

SaaS提供事業者との連携を進めるためにSaaS提供事業者からの質問、要望、相談などを受け付ける総合窓口を開設している。

共同開発するSaaSサービス基盤のイメージ
共同開発するSaaSサービス基盤のイメージ

共同開発の方向性

①SaaS提供事業者が共通的に必要とする機能群を備えたサービス基盤の開発

3社が共同開発するサービス基盤では、各種企業ネットワークとの接続から認証・シングルサインオン、決済・料金回収代行などの各種機能まで、SaaS提供事業者が共通的に必要とする機能群を、ワンストップで柔軟に提供可能なサービス基盤を目指している。

これによりSaaS提供事業者は基盤となる機能群を包括的にア ウトソーシングでき、過大な初期投資をせずともSaaS型サービスを提供可能になるという。

②各種企業ネットワークとの接続に対応可能なサービス基盤の開発

インターネットに加えNGN、VPN、モバイルネットワークなどとの接続に対応し、SaaS提供事業者やエンドユーザーの様々な状況に最適でセキュアなコネクティビティを高品質・高信頼に提供可能なサービス基盤の実現を目指している。

お問い合わせ先

SaaSサービス基盤の統合受付窓口
SaaS Support DESK
TEL:0120-343451
E-Mail:saas@ntt.com

NEWS(2008年10月)

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