NTTソフトウェア株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：伊土 誠一）は、株式会社テラスカイ（本社：東京都台東区、代表取締役社長：佐藤 秀哉）と共同で、企業内の情報システム（社内システム）とSaaSアプリケーションとのデータ連携を、迅速かつ低コストで実現するSaaS型システム連携サービス「SkyOnDemand™」を10月1日より提供する。これにより、高価なEAIパッケージを導入することなく、SaaSアプリケーションと社内システムとの連携が可能となり、多くの中堅・中小企業のニーズに応える。

背景

近年、多くの企業では、事業環境の変化に迅速に対応して企業システムを構築することが重要な課題となっており、短期間で利用開始できるSaaSアプリケーションが急速に普及している。しかし、企業内の基幹業務などの社内システムとSaaSアプリケーションとを連携させる際、データ連携のために、EAIパッケージなどによる連携プログラムを開発し、社内に連携サーバを設置する必要があった。

システム連携機能をSaaS型で提供

「SkyOnDemand™」は、CRMのSaaS市場においてトップシェアを誇る株式会社セールスフォース・ドットコム（本社：東京都港区、代表取締役社長：宇陀 栄次）のオンデマンドCRMサービス「Salesforce」と、社内システムとの連携をSaaS型サービスによって実現する。これにより、社内システムの顧客データを「Salesforce」に連携して同期をとる場合や、「Salesforce」上の受注データを社内システムにバックアップする場合などに、データ連携のためのシステム構築を行う必要がなくなり、SaaSアプリケーションの真の効果を享受できるようになる。

サービスの特長

「SkyOnDemand™」には３つの特長がある。

①SaaS型サービスでの提供によりハードウェアやソフトウェア開発が不要

②「SkyOnDemandTM」の豊富なテンプレートを活用することにより、短期間で「Salesforce」との連携が可能

③自社内のネットワーク設定を変更することなく、ファイアウォールを越えて社内システムと「Salesforce」との連携が可能

販売価格（税抜）

初期料金30万円～（１組織あたり）。月額利用料金は、３スクリプト※１までが７万円、10スクリプトまで15万円で、11スクリプト以上は個別相談。