東京エレクトロン デバイス（TED）は、米国SenSage社の製品である「SenSage Enterprise Security Analytics System（SenSage ESA）」をアプライアンス化し、「logbox ＊ powered by SenSage（logbox ＊）」として2008年12月25日より発売を開始する。

日本版SOX法によるIT全般統制の観点から、企業内のログ管理が必要性とされ、また、PCI DSSに代表される新たなセキュリティ対策の観点からもログ管理への対応が強く求められてきている。さらに、セキュリティ・コンプライアンスの分野のみならず、製造業における生産性向上・品質改善を目的として製造装置やRFID関連システム等でもログ管理・解析の必要性は拡大している。

SenSage ESAはこれらの要望に幅広く応えるソリューションで、全世界で300社以上の導入実績を誇り、日本国内においても50社以上の企業に導入しているが、今回発売を開始するlogbox ＊は、大企業の部門単位、中小・中堅企業でのログ管理システムへのニーズにも応え、導入が容易なアプライアンスとして各種プロフェッショナル・サービスとともに提供する。logbox ＊の主な特長は次のとおりである。

SenSage ESAのコア・コンポーネントであるログ収集機能「Collector」、ログ保管専用DB「Scalable Log Server」、GUIを活用してログを分析する「Analyzer」を１台のアプライアンス・サーバ上に統合／TEDが開発したlogbox ＊専用管理ツールにより容易なシステム管理、ログ取り込みを実現／Collector、Scalable Log Server、Analyzerの設定・管理、など。