ソフトフロントは、IP・NGN網で提供される音声・映像を扱ったサービスの安定稼働を支える運用監視支援ソリューション「CUPUT」の提供を開始する。

NGNの構築が進み、IPTVやIP再送信といったサービスが登場し、ネットワーク上でのメディアデータのやりとりは日々増加し、サービス提供者はネットワークの運用監視やネットワーク上でやりとりされるメディアの品質確保が重要になり、サービスの運用監視・品質保全のニーズは急速に拡大している。

CUPUTは、従来のIP電話運用監視支援ソリューションとメディア情報の解析・調査ソリューションを統合し、サービス提供者におけるサービスの通信状況やメディア品質管理を総合的に行うソリューションである。主の特長は次のとおり。

・効率的な運用監視ソフトウェアの開発を支援：NGN環境でのSIPによる呼制御に伴うシステム監視、障害発生検知・通知、パケットの記録・保存等の運用管理機能を持ち、メーカーは運用監視ソフトウェアをスムーズにNGN化できる。また、エンドtoエンドでのパケットの遅延や揺らぎ、音切れ、音声品質やTV電話の映像品質をリアルタイムに監視し、統計情報を記録して一定の品質レベル以下になった時に監視者に通知を行うなど、運用監視アプリケーションの開発が短期間で可能に。

・サービスの安定稼働、運用オペレーションをバックアップ：各種ツールを活用して、サービス提供者は導入済みのIP電話システムの負荷状況、音声品質、状態監視、障害検知・通知、障害原因調査等の運用監視に必要とされるオペレーションをリモートから一元的に管理できる。