NTTドコモ、作業効率化・事故防止のためインフラ点検作業にドローンを活用

NTTドコモ・ベンチャーズを通じ、米シリコンバレーPRENAV, INC.へ出資

NTTドコモ 2017年11月09日

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は2017年11月9日、「ドコモ・ドローンプロジェクト」の一環として、自動飛行ドローンを活用したインフラ点検に取り組むことを発表した。点検品質の均一化、点検作業の効率化および人身事故防止などの社会的課題解決を目指す。

2017年10月には、無線基地局において手動操縦ドローンを用いた点検を導入した。鉄塔上での高所作業において落下事故を回避することや、死角となる場所の点検品質向上を目的としている。

更なる点検品質の均一化および点検作業の効率化を目的とするドローン飛行及び画像解析の自動化を目指しており、ドコモの100%子会社である株式会社NTTドコモ・ベンチャーズを通じ、2017年11月9日に米シリコンバレーのインフラ点検用ドローン開発企業PRENAV, INC.(以下、プレナブ社)に出資したことも合わせて発表された。

今後ドコモはプレナブ社のドローンソリューションを活用し、橋脚や発電所、石油採掘装置などの分野への水平展開も行う。故障予測や資産管理などの分析サービスへの展開も予定しており、ドローンを活用した社会的課題解決に向けた取り組みを推進していく、としている。

 

ドコモによるニュースリリース
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2017/11/09_01.html