DWHアプライアンス向け地理空間データ拡張機能を発表
~Netezza Spatialがロケーション・インテリジェンスを実現~日本ネティーザ
日本ネティーザは、同社のデータウェアハウス(DWH)アプライアンス「Netezza Performance Server(NPS)」向けに地理空間情報・データ処理を機能拡張したソフトウェア「Netezza Spatial」を発表した。
売買取引や携帯電話、自然災害から犯罪発生に至るまで、地理空間に関する情報があらゆるところに存在している。これらの情報には必ず、関連する地理上の場所が伴っている。企業では、従来のビジネスデータに加え、この地理情報を活用することでより高度かつ多角的な分析が可能となり、今後のビジネス分析・シミュレーション等での本格的な活用が期待されている。
近年、DWHに対する分析クエリ処理も対象となるデータ量の増大によって複雑化の傾向があるが、地理空間データ処理とその分析クエリの複雑さはそれをさらに上回るものだ。ロケーション・インテリジェンス・アプリケーションは演算負荷が非常に高く、DWHに多くの処理能力を追加する必要がある。
今回発表されたNetezza Spatialは、DWHアプライアンスのパフォーマンス、簡易性、低TCOという特長のまま、膨大な地理空間情報の処理を実現するオプション・ソフトウェアである。DWHアプライアンス(NPS)は、データベース、サーバ、ストレージをコスト効率に優れたシンプルかつ高速な1台のDWHアプライアンスに統合することで、従来のBI分析にあったボトルネックを解消した。そしてNetezza Spatialにより、空間データの型、空間情報を処理するSQL関数がNPSに実装されロケーション・インテリジェンス分野にも同様の付加価値を提供することが可能になった。
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日本ネティーザTEL:03-5456-4557
NEWS(2009年3月)
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