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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

IMS通信方式におけるネットワーク付加価値サービスを実現する技術仕様を作成して共同実験に成功

NTTドコモ/NEC/富士通/アルカテル・ルーセント/エリクソン/NSN

NTTドコモ、NEC、富士通、アルカテル・ルーセント、エリクソン、ノキア シーメンス ネットワークス(NSN)は、IMS(IP Multimedia Subsystem)通信方式のネットワークで付加価値サービスを実現する共通の技術仕様を作成し、共同で実施した実証実験に成功した。

IMS通信方式とは、IP技術を用いて、インスタントメッセージやコンテンツシェアリング、プレゼンスなどのサービスを提供する方式である。6社共通の技術仕様は、IMS通信方式のネットワーク内に、画像処理などのデータ処理装置を設置することにより、IMSサービスをお客様にとって更に魅力あるサービスに拡張できるものである。これにより、例えば、送信者が送った写真をネットワーク上で多様な画像変換を加えて相手と共有して楽しんだり、日本語のテキストメッセージをネットワーク上で英語に変換して相手に届けるなどのサービスが容易に実現できる。

NTTドコモ、NEC、富士通、アルカテル・ルーセント、エリクソン、NSNの6社は、共同で本年8月に本技術仕様に基づいたネットワークシステムを構築し、実証実験を行った。その結果、正常に動作することが確認できたことから、移動通信業界全体の発展を目指して活動しているGSM(Global System for Mobile Communications)アソシエーションにおいて、各種相互運用の確立を行っているRCS(Rich Communication Suite)グループで、新たな技術仕様の1つとして策定されるよう活動を進めていく。

NEWS(2009年10月)

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